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2009年7月 7日 (火)

続・ビブリオマニアの苦悩

 実際、私の持っている本は2400冊足らず(7月7日現在)で、「マニア」どころか「ファン」すら名乗るのもおこがましいんですが、前回「マニア」で書いちゃったんでこれで行きます。

 今回は私の本を買う時の気分を語りたいと思います。

 だいたい、本を買う時は理性なくしてますね。
 「こんなに積んで、いったいいつ読む気なんだ」
 「いやいや、そもそも置き場所はどうする」
 「その前にお金は続くのか」
 ……そういった煩悶が買う前は「一応」続くんですけど、いざ買う段になったらガーッと頭が白くなって、鬼のように注文画面をクリックしまくって、ふ、と我に返るととんでもない量の本を買う私がいるというわけで……。
 「それだけやって買った本、全部きちんと読んでるの?」と問われれば、もちろん、大半は積んだままです。ごくまれに、資料として役立つのもあるんですが、ほとんどは資料にする気で「いるつもり」の本、ばっかりですね。実際に役立ってるのは半分、いや、十分の一もないんじゃないかなあ。何せ私ったら、脳味噌のキャパシティが限りなく小っちゃいんで。
 名前に惹かれて買ったはいいが、内容はてんで理解不能の学術書、ということも十冊や二十冊のレベルじゃありませんし。特に広島大の中世ヨーロッパシリーズなんててやんでえ、まるっきり論文集じゃねえかバカヤロウ。
 えー、コホン。
 なのに損した気分にあまりならないのは、やっぱり本が大好きだからなんだと思います。背表紙だけでも眺めているだけで読んだ気になっちゃう? その意味では、まさしく私は正しく「偏執狂(マニア)」であると思うんです。資料を集めて喜んでいる、「偏執狂」ならぬ「本集狂」と言いますか。うまいこと言ったつもりか、うまいこと言ったつもりか、この野郎!
 たぶん、こういう状態は私が死ぬまで続くんだろうなあ、と思うのです。
 一応、死んだ後のことも考えています。マンガを除いて全部地元だか大学だかの図書館に寄贈する予定です。っつか伴侶の人に「何とかしなさい!」と言われたら、死なないうちにそうしてしまうかも。ファンタジーファン大喜びです。全部ファンタジーに繋がる資料ですもの。ファンタジー調べたきゃ柏市おいで♪とくらあ。

 とは言うものの、「置き場所」そして「お金」の問題は現実的に、切実なものとして迫っているのであり……。
 ……やっぱり、どっかで踏ん切りをつけなきゃあかんかなあ。
 「ここまで買ったら、もう一冊も買わない」という踏ん切りを。

 今日もまた、私の苦悩は続くのです。

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