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2014年7月 3日 (木)

ケクロプスCecrops

●アテナイ初代の王
ケクロプスは、アッティカ(アテネとその周辺の地)の王にして、アテナイを創設した功労者と目されている、半人半獣の人物です。アッティカの王エレクテウスの精子が大地(ガイア)と結びついて生まれたとされ、そのため、彼の下半身は大きな蛇になっています。

彼はかつてアクテと呼ばれていたアッティカの地を12の部分に分け、その王になりました。ゆえに、かの地は彼にちなんで「ケクロピア」と呼ばれるようになったということです。

アテナイの地を巡ってポセイドンとアテナが争った時にも、彼は登場し、アテナに有利な発言をしてアテナイ初代の王に就任しています。


●賢王ケクロプス
彼は古代ローマのロムルスよろしく、さまざまな功績が彼のもとに帰せられています。
一夫一婦制を決めたとか、生贄の制度を廃止したとか、その他にも、財産、政治、婚姻、葬礼についての法律を制定し、人びとに文字を教え、ゼウスやアテナを崇拝することを奨励するなど、革新的な働きをしました。

アテナイの中央部にあるアクロポリスの丘の神殿には、彼の墓所があったとも言われています。

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