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2014年7月 4日 (金)

ヨルムンガンドJormungand

●巨大な大蛇
ヨルムンガンドは北欧神話に登場する大蛇(もしくはドラゴン)です。別名をミドガルズオルム(ミドガルドの蛇)とも言います。
北欧神話の悪神ロキと霜の女王アングルボダの間に生まれ、大狼フェンリルとは兄弟の間柄にあります。

ヨルムンガンドも、フェンリルと同じくオーディンによってアースガルドに連れてこられ、氷の海洋に投げ込まれました。
最初こそ小さな蛇だったものの、海の深淵に身を潜めているうちに段々と大きくなり、しまいには世界(ミドガルド)をぐるりと取り囲むほどに大きくなりました。ヨルムンガンドのとぐろが空に描き出したアーチは虹になりました。

そして、ノルン(運命の女神たち)が予言した通り、彼は北欧世界を脅かすほどの邪悪な存在となるのです。


●ラグナロク(神々の黄昏)のヨルムンガンド
世界の終末ラグナロク(神々の黄昏)では、ヨルムンガンドは海中から這い出して、地上に洪水をもたらし、世界を破壊してその毒息であらゆるものを毒に染めるのだとされました。

そこで、雷神トールは釣りの要領で、牛の頭を餌にヨルムンガンドを釣り上げ、一騎打ちを行うのですが、トールはヨルムンガンドを倒すことに成功するものの、自分もヨルムンガンドの毒息にやられ、息絶えました。



●亜種・別名など
ミドガルズオルム/ミドガルド蛇

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