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2014年7月 5日 (土)

マルバスMarbas

●荒れ狂う大獅子
マルバス(バルバス、バルバスンとも言う)は、ソロモン72将のひとりに数えられるデーモンです。地獄の大総統であり、導師であり、悪霊の36個軍団を率います。

黒いたてがみの猛り狂うライオンの姿で現れ、人間時には金の肌の、割れた蹄(ひづめ)を持つ男性の姿を取ります。

森羅万象あらゆることに正しく答え、隠されたことにもきちんと言及します。
触れるだけで人間を生き腐れの病にしたり、治療したりします。ほかに、人間を他の姿に変える術をあやつったり、工芸品に関する知識を与えたりするなど、悪魔としてはかなりのやり手です。権力、影響、地位、高貴、支配をつかさどります。

もともとは木星の天使であるツァドキエルの下で天使として働いていましたが、ルシファーが天に叛旗を翻した時、そのもとにはせ参じ、堕天しました。

ピグマリオンからフランケンシュタイン博士に至るまで、「マッドドクター(狂科学者)」と言われる者は、何らかの形でこのマルバスと関係があると言われています。

シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房」「ヘンリー五世」では、「バルバスン」の名前で登場しており、ルシファーおよびアマイモンとともに「悪鬼」の代表格に挙げられています。



●亜種・別名など
バルバス/バルバスン

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